2016年2月21日日曜日

がっちりマンデー 深海が専門の研究機関「JAMSTEC」 のまとめ

20162月21日 

がっちりマンデー
 深海が専門の研究機関「JAMSTEC」を特集!! のまとめ



JAMSTEC  http://www.jamstec.go.jp/j/



 国立研究開発法人 海洋研究開発機構

 Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology:JAMSTEC ジャムステック)


  調べているのは ・・・ 海 

       深海

  何で深海を調べているのか?

  まだ発見されていない 儲かりの種が眠っている!


1971年 前身の海洋科学技術センターを設立

世界中の海の深い所を調べている

そこで 活躍するのが 潜水調査船


☆潜って探す☆


有人潜水調査船

 しんかい6500


水深 6500mまで潜れる


浮力材 

 生きて帰るるように絶対に沈まない

空中での重さが約26tもあるこの潜水船を海中で浮くようにしているのが、
浮力材(シンタクティックフォーム)です。
これは、100ミクロン以下の中が空洞の小さなガラス球(ガラスマイクロバルーン)をエポキシ樹脂で固めたもので、深海の高圧環境に耐えうる強度と浮力を持ったこの浮力材が、潜水船の隙間という隙間にぎっしり組み込まれています。


耐圧殻(たいあつこく)

 
1平方センチメートルあたり約680kgfという水圧がかかる深海で、
3名の乗員が安全に調査活動を行えるように、そして繰返し何度も深海を往復できる高い信頼性を得るために、コックピットは内径2.0mの球(耐圧殻といいます)の中にあります。この球は軽くて丈夫なチタン合金でできています。高圧下の深海では僅かなゆがみも許されません。なので、この球の真球度は1.004、外径は僅か±2mm以下の製作精度で製造されています。



マニピュレータ

耐圧殻内からパイロットが遠隔操作をするロボットハンドです。
岩石の採取、柱状採泥器を用いた柱状コアの採取、採水器による熱水噴出口からの熱水の採取、各種ペイロードの操作等海底での作業になくてはならないものです。チタン製で軽量、高強度であり、マスター・スレーブ式油圧7軸制御なので操作性が良く、比較的容易に複雑な作業が行えます。


しんかい6500の最重要任務 

  2本のロボットハンドで石や泥などを採取
 
 深海にどんなものが? 何がわかってきている?

 深海総合研究所
   高井研 研究員が 特に 菌や微生物について説明してくれました

 研究室に 採ってきた 菌 微生物が保存されている
 
     ジャムステック
  1万株以上の菌を長期保存!

 例
  有害な硫化水素を食べて生きている菌

  天然ガスに含まれているメタンを作り出す菌
 
   など 地上では見つからない 不思議で儲かりの菌がザクザク!

  開発のために 会社とか大学に提供して一緒に研究している


   ジャムステック
 深海にいる大型生物の飼育に成功

 
ゴエモンコシオリエビ
 沖縄県 水深1000mあたりに 生息 
 海底のメタンガスを吹き出す穴の近辺に生息
 毛に微生物(バクテリア)が住んでいる
 そのバクテリアがメタンを食べて増え
 それをゴエモンコシオリエビが食べる

また 飼えないが イチオシの生物は

スケーリーフット (巻き貝)

 インド洋水深2000mで発見

貝のくせにウロコがある

硫化鉄という金属で覆われている

すごい ナノ結晶の硫化鉄を作っている

地球上の生物で唯一
自ら金属を作って身を守っている!

膜を構成する粒の大きさ
0.000000001m

ナノ結晶
最新技術でも難しとされる物質を巻き貝が簡単に作っている

この貝の生態を解明できれば がっちり!!

将来 鉄鉱石がなくても鉄が採れる可能性も(森永) 
  








計画段階ですが しんかい12000 の構想があるそうです

12000罒には

カイコウオオソコエビが生息しており

このエビの持つ酵素 ”セルラーゼ” は

 木材や紙類などの資源 廃材から

熱を加えずにブドウ糖の生産が可能





☆掘って探す☆

◆ちきゅう


2005年 就航

 最新掘削調査船 ちきゅう

全長210m 高さ130m 

海の底を世界一深く掘って
地層を地上にまで引き揚げることができる!

その深さ 10000m!!



長さ9.5mの鉄パイプの先端に人工ダイヤをつけたドリルをセット

海底を目指し パイプを継ぎ足し継ぎ足していく

ドリラーと呼ばれる掘削のプロが ジョイスティックでドリルマシーンを操作していく

海上の掘削作業で難しいのは船のバランスを保つこと

船の位置がづれると 長く伸ばしたパイプが折れてしまったりす

バランスを保つために 船の底に アジマススラスター が6基付いており

推力を360度自由に出し 誤差を1mの範囲(いい時には50㎝)に保つことができる


掘った 地層は 地球のあるゆる情報が分かる 超貴重な研究資料

ジョイスティックの 高知コア研究所 には

世界中の掘削船が集めてきた地層が

15万本以上保管!

いろいろな事が分かる

例えば
 グレー色と白い地層から
 恐竜が絶滅した時期に堆積した泥の資料
 地層の色の変わり目が 恐竜が絶滅した時期
 海底にいたプランクトンが大量に減ったため
 地層の色が白からグレーになったらしい


ジャムステック 現在あるものに大注目

 それは 海底資源!

 海底熱線鉱床

  温度200度以上の熱水が吹き出してできる煙突状の突起物

  熱水鉱床=チムニー

  海底から吹き出す熱水には
  沢山の金属が含まれている

  日本周辺の 熱水鉱床には

  が沢山入っている!!


 そこで ジャムステック は資源を取り出すだけでなく

 資源を養殖してしまおうとしている

  
 作戦としては

  掘削船 ちきゅう で熱水が出る所に穴をあけて 人工的に チムニーを作る!!

  
 日本にはどのくらいの資源が埋まっているのか?

 約180兆円の価値があるのではと言われているそうです


  また 日本の海底には メタンハイドレート(天然ガス)などがあるそうです










※日本は 排他的経済水域面積 約447万キロ平方メートル

    世界6位の 海洋大国でございます



森永卓郎解説 次にくる海で儲かるのは


 コバルトリッチクラスト

 資源量は約100兆円 

 燃料電池に使われる

   

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