工場なし＝ファブレス（fabless） ※用語解説 IT用語辞典参照くださいませ。
アップルがその典型的な企業でございます。
① ㈱PTP HPhttp://www.ptp.co.jp/
取締役会長鈴木 尚
代表取締役社長有吉 昌康
従業員数22名 （契約社員含む）
設立 2000年5月
※スパイダー（SPIDER）HP http://www.spidertv.jp/
スパイダーを製造しているメーカー
１週間分全８チャンネルの番組とCMを全部録画できるレコダー
全録ハードディスクレコダー
そしてこのレコダーの特徴は！検索がハンパない！
番組検索はもちろん 出演者名での検索もでき本人が出てなく話題にのぼった番組も
検索できるとの事。また番組の中まで検索できるとの事。
これができるのは何と自分たちで入力しているとのこと。
番組が終わるやいなや、テロップやナレーションを元に手作業でデータ化されていて、
シーン事に細かく文書化された情報がそのまま検索キーワードになるとの事。
SPIDERご紹介ムービー
※スパイダーHP記事参照くださいませ。
http://www.spidertv.jp/message/002.html#section2
HPを見ると 家庭用と法人用（一般企業の広報部、宣伝部をはじめ、中央官庁、地方自治体、放送局、広告代理店など幅広い業界の約400社・団体で利用されているとの事）があるみたいです。また検索機能だけでなくソーシャル機能もあるみたいです。
さてこのスパイダーは台湾で製造されているとのこと。
社長いわく 台湾の工場は 早くて 安くて 質も高い最先端の技術があるとの事。
アキブシステム台湾
従業員２０名ながら、世界中のITメーカーの機械の設計を行う会社
スパイダーの設計もアキブシステムがやってくれてるとの事。
アクショムテック
スパイダーの製造を担当する工場だけの会社
世界各国のメーカーからハイテク製品の製造を請け負っている。
１９０人の技術者と７２０人の従業員がフル回転しているそうです。
※台湾の工場事情
台北 ネイフーテクノロジーパーク に台湾が誇るハイテク工場が集まっている。
・フォックスコン
アップルのｉＰｈｏｎｅの製造を引き受けている会社 年間売り上げ８兆円！
・コンパル
DELLのノートパソコンを年間１億台製造。
なぜ台湾に世界中からオファーが殺到しているのか？
コストが安い 開発期間が非常に短い 製品品質が世界で一番イイ！
仕事が集まる→技術UP→さらに仕事が集まる
②テラモーターズ㈱ HPhttp://www.terramotors.co.jp/
代表取締役 徳重 徹
設立 2010年4月
資本金 (準備金含む) 6億6210万円
全社員数 ８人
昨年の売り上げ ３億円突破
電動バイクを製造している会社 国内シェア１位
１回の充電で約４０キロの走行が可能！
小さい会社が何故参入できたのか？
電動バイクは 基本的にモーターとコントローラーがあれば作れてしまう・・・
エンジン作りのノウハウが必要ない！
中国の工場で製造しているとの事。 中国は電動バイクの先進国であるとか。
最先端の技術が安く手に入る。
例 ホイールインモーター ホイールの中にモーターを入れ車体の省スペース化を実現！
大手企業はエンジンという難しい技術を持っている為それを投げ打って全力で
電動バイク市場に力を注ぐのは難しいだろうとの事。
自分たちで設計デザインし 製造のみを中国に依頼するという方法を
テラモーターズはいち早く確立！！
そんな企業努力で生まれた
バイクのお値段は 99800円（SEED48） 他社の大体半額です！！
動画を見ると燃費もよさそうですね！！
今年の目標は１００００万台だそうです！ ちょと欲しくなってきました・・・
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③バルミューダ㈱ HPhttp://www.balmuda.com/
代表者 代表取締役社長 寺尾 玄
設立 ２００３年３月
扇風機を製造している会社
グリーンファンという扇風機がかなり売れている！との事。
風が違う 自然界のようなやわらかい風を送り出すことができる。
羽が２重構造になっており 内側が遅い風 外側強い風 を生み出すように設計されており、
外側の強い風は内側の弱い風を包こむように吹き
風がある１点に集まったところで広範囲に広がるそうです。
この風が自然界に近くやわらかい！と大人気だそうです。
この扇風機の開発秘話が面白く 社長の寺尾さんは１７歳の時高校を中退。地中海を
放浪の旅し、帰国後音バンド活動に専念。しかしあっさり解散し、
モノ作りをやりたいとズブの素人ながら町工場で１年間修行。
２００３年にバルミューダを設立。当時はインテリア雑貨の製造販売をしていたとの事。
しかし リーマン・ショックの影響で倒産の危機。そこで目をつけたのが扇風機！
これなら開発費がかからないのではないかと・・・
そこで一から独学で流体力学を勉強していた。ある時３０人３１脚を見ていて遅い子を中心に
列が崩れていく・・・その時ひらめいたそうです。扇風機に遅い子と早い子を作ればいいと。
そこでグリーンファンが誕生！ しかし大量生産する設備がなかったため
中国拠点のメーカーにアイデを持ち込みグリーンファンの販売にこぎつけたそうです。
、
森永卓郎さんの解説では部品など作る技術はまだまだ世界一の所が多いのですが、
何でもかんでも自前でやるやり方は行き詰まってきており、
アイデを作る専門家 設計をする専門家 製造をする専門家と別れてきているとの事。
今 日本の製造業は厳しい状況にあると思いますが、工場なしでできるのなら、
アイディアさえあれば誰にでもチャンスがあるので、
ある意味面白い時代になってきたと思います。
今回特にテラモーターズさんのオフィスが６畳で６人で仕事をしているのをみて、
これなら数人でメーカーが作れる！と思った人がいるんじゃないかと思います。
（社員８名ですので、最大６畳の部屋で８人で仕事をするそうです。）
ちなみに森永卓郎さんは工場なしメーカーで萌え萌え菓子を作ろうと企んでいるいるようです。
※ブログ内ラベル ホーム がっちりマンデー あさイチ サイエンスZERO ためしてガッテン はなまるマーケット
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