サイエンスZERO シリーズ原発事故(8)4号機 取り出せるか 使用済み燃料の感想
今回のテーマは私にとって難しすぎて、重すぎて、勉強不足で以下の感想、まとめに間違い等ございましたら是非ご指摘くださいませ。
まず、4号機問題(燃料プール)の危険について、あまにりも報道されなさ過ぎていると感じます。
今回 サイエンスゼロが取り上げてくれた事自体は良いことですが、もっと報道機関はこの問題を真剣に取り上げてもらいたいと思います。
まず番組は 燃料プールの説明からでした。
プールは高さ11,8メートル 使用済み核燃料だけで1300体 燃料棒の高さは4,5メートル
使用済み核燃料の放射線量は近づくと短時間ですべての人が死に至るレベル。事故直後 電源を失って冷却できない状況になって、一時政府は4号プールがきっかになりまして、首都圏3000万人が避難しなければならに状況も考えていたということです。
破損した建屋の高い場所に大量の使用済み燃料棒があるのは安心できる状態でないそうです。
次に問題なのが、この建屋の耐震性です。一応東京電力の説明では耐震性はあるとのことですが、http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/info/12062901-j.html(東京電力HP)
私が感じているのは、こんな大切なことを東京電力の報告だけを信じていいのか?ということです。
国など第三機関がしっかり調べてほしいと思います。
また 耐震性だけでなくプールの温度が心配だそうです。今年ポンプが壊れて、水温が上がってしまう事故がございました。冷却システムが止まると約11日で100度ぐらいに上がるそうです。
何もないときに冷却システムが度々トラブルを起こしているのに、また大きな地震がきたら大丈夫なのかと・・・このようことをなぜもっと報道しないのかと?
次に燃料の取り出し作業のことです。
燃料を取り出すためにまずは建屋カバーの設置だそうです。
東電HP参照くださいませ。http://www.tepco.co.jp/cc/press/2012/1201925_1834.html
番組ではこの建屋カバーについて解説しておりました。
特徴 HPの図のように 直接破損している4号機に触れていないので、建屋に負担させないそうです。またこの柱の構造はBOX構造で中からボルト締めができるので、建設作業中の被曝線量を60%減らせるそうです。
また 燃料を取り出すのに大きな問題があり、それはプールの中に大量に散らばったがれきだそうです。大きさ形などバラバラな為、通常自動制御でやる作業を人がひとつひとつを目視しながらやらなくてはならないそうです。がれき処理で燃料を傷付けないように細心の注意が必要とのことです。
※がれきマップ 東電HP http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/120423/120423_02gg.pdf
しかも 燃料を取り出すのは来年の12月予定だそうです。遅いですね。
また 番組は使用済み燃料の 乾式キャスクについて紹介しておりました。
特徴は 外部電源・水を使わずに 密封 遮へい 除熱 できるそうです。
しかしこれもあまり熱い燃料は入れられず一旦共用プールに入れてある程度冷やさなければならないそうです。現在日本では2箇所しか使われてないそうです。
日本は使用済み燃料を再処理する予定でしたがうまくいかず、結局燃料プール溜まっていくということになったそうです。使用済み燃料の問題は福島だけの問題でないので、早急に対処してほしいものです。
以上 勉強不足だった為まとめが、うまくいきませんでした。このページは何回か手直しするよていですが、とりあえずアップしておきます。すみません。
4号機の現状 東電HP
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/genkyo/fp_reactor/fp_no04/index.html
水野解説員
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/126689.html
ゲスト : 山本章夫
コメンテーター : 水野倫之
司会 : 南沢奈央 、竹内薫 、中村慶子
サイエンスZEROHP http://www.nhk.or.jp/zero/about/index.html
※8月14日追記
本日 時事ドット http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012081300805
核燃料、「直接処分」研究=13年度予算で初の経費要求-政策見直しに備え・経産省
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